Attempt 2
静止画9枚余分な分身と遅いカットが残った初期映像。

手で演出した1カットを7回検証。仕上げアンカーを減らし、演出指示を細かくすることで動きが改善しました。
この5秒のカットでは、生成前に演出を決めています。動きのラフを描き、必要なフレームを人の手で選び、秒とミリ秒に合わせて指示を書きました。
3つのアングルを通して、バンド機材と2人の分身が緑と茶色の葉、淡い桜の花びらへ変わります。粒子は女性の手元で灰色のノートを作り、カットが変わると、ひび割れたガラスの向こうに男性が現れます。今回の検証は、この画面設計を守りながら連続した動きを成立させるための記録です。
上段の手描きラフが時間、カメラ、芝居を担当し、下段のAttempt 7が仕上げ、キャラクター、エフェクトを担当します。
01 / 手動の演出設計
紙の上で、動きラフから仕上げへ移す際に残すべき瞬間を選びました。01aから03cまでの8枚です。タイミング表では、00:00.000、00:01.014、00:01.015、00:02.002、00:03.003、00:03.004、00:03.028、00:04.023に固定しました。
指示には、各時刻の間で起きることも書いています。カメラ移動、歩く方向、どちらの分身が先に消えるか、ノートがどこまで形成されるか、ガラスが床へ接する位置、前景のテーブルが寄りでどう拡大するか。ポーズとブロッキングはラフ、デザイン、解剖、素材、光、仕上げは制作キーが担当します。

カメラ、配置、連続性を確認してからアップロード枚数を決めるため、候補8枚はすべて仕上げました。

Attempt 1は入力資料として残しています。消える対象、壁の位置、最後のポーズの誤りを、この段階で確認できました。
02 / リファレンスの権限
Attempt 4では、8枚の仕上げキーをすべて入力しました。室内と構図は明確になりましたが、映像は静止画から静止画へ移るように見えます。髪の形が止まり、消失も段階的な割合として読めました。制作キーは演出確認には有効ですが、すべてを動きの拘束へ使うと多すぎます。
Attempt 5では、詳細な指示と正規のキャラクター設定を残し、視覚アンカーを01a、02a、03aの3枚へ減らしました。各カットの最初のフレームです。タイミング、カメラ、軌道、重心移動、連続した芝居は動きラフだけが担当し、3枚の画像は各ショットの開始時の見た目だけを決めます。
Attempt 6と7では、FX専用の画像を1枚加えました。新しいポーズを増やさず、消失の色と素材だけを指定します。最終構成は、動きラフ、キャスト設定1枚、各ショット冒頭3枚、FX資料1枚です。

キャラクター設定は同一性と衣装、3枚の冒頭キーは仕上げの見た目、FX資料は葉と花びらの色と魔法表現を担当します。中割りの動きは静止画へ任せません。
03 / 保存した全出力
Attempt 2は静止画9枚、Attempt 4は仕上げた8枚の意味キー、Attempt 5はショット冒頭3枚、Attempt 6はFX資料を追加し、Attempt 7では作画の動作原則を時間指示へ加えました。
余分な分身と遅いカットが残った初期映像。
構図は安定しましたが、 キー間の動きが止まりました。
歩行、髪、衣装、粒子の軌道が滑らかになりました。
葉と桜の色、魔法表現、ガラスの連続性が改善しました。
予 備動作、解放、オーバーシュート、余韻を時間指示へ加えた最終パス。
| 試行 | 入力 | プロンプト | 確認できたこと |
|---|---|---|---|
| 1 | 初期キー7枚 | 映像なし | 最初の画面設計。誤った消失と配置が残りました。 |
| 2 | ラフ + 静止画9枚 | 5,483字 | 主役は残りましたが、余分な分身とカット時刻のずれが発生しました。 |
| 4 | ラフ + 仕上げキー8枚 | 3,418字 | 構図は安定しましたが、キー間で動きが止まりました。 |
| 5 | ラフ + 各ショット冒頭3枚 | 3,285字 | 歩行、髪、衣装、粒子の軌道が滑らかになりました。 |
| 6 | 5の構成 + FX資料 | 3,431字 | 葉と花びらの色、魔法表現、ガラスの質感が改善しました。 |
| 7 | 6の構成 + 作画原則 | 3,300字 | 予備動作、オーバーシュート、落下する花びら、手元で組み上がるノートを明記しました。 |
全文は非公開の制作アーカイブに残しています。ここでは、保存した文字数、リファレンス構成、修正目的、確認できた結果を記録しました。Attempt 4以降は、3,500文字の入力上限内に収めています。
詳細さとは、物語の説明を増やすことではありません。各素材の権限、正確なカット時刻、動かしてはいけない身体、粒子の発生源、予備動作、急な加速、オーバーシュート、ドラッグ、重力、収束など、描いて時間へ置ける動作を書くことでした。
04 / 制作ルール
芝居を描き、意味のある瞬間を手で選び、ラフの正確な時刻に合わせて動作を書きます。
顔、比率、髪、衣装、アクセサリーに、全ショット共通の基準を与えます。
8枚の仕上げキーを確認した上で、動きのモデルには各ショット最初の1枚だけを渡します。
ラフは動き、設定は同一性、冒頭キーは画面、FX資料は素材と色を担当します。
短い止め、内側への圧縮、急な解放、オーバーシュート、落下する花びら、髪の遅れ、衣装の反動を、描ける指示へします。
制作についての対話は、5 Requests Per SecondのDiscordでも続けています。