
リファレンスを演出するPart 4
脚本は完成しました。二人の小さなチームと限られた時間で映画を仕上げます。
脚本を書き切り、6シーン、約5分の短編映画として全体が見えました。いまは、完成に向けて各ショットの判断を閉じています。
制作しているのは、アニメーションディレクターの私とMLエンジニアの @jsonmathsaiです。二人とも本業があるため、作業時間は週末と、ときどき平日の夜に限られます。
最初の完成映像で演出を確認する
最初のデモ映像は、脚本と手描きの設計を動くショットへ渡した最初の確認です。二つの字幕付きバージョンを見ながら、カメラ、芝居、編集の意図が画面に残っているかを確認します。
最初のデモ映像。字幕付きの二つのバージョンで、演出の意図とペースを確認する。
アニマティックをペースの基準にする
Scene 1–2のサウンド・アニマティックを先に見直し、ショットのホールド、編集上の因果、台詞の呼吸を確認します。生成映像の尺に合わせて編集するのではなく、映画のペースに合わせてショットを直します。
音付きのアニマティック。編集と演技の呼吸を、ショットの判断に戻す。
ラフの演出を、検査できるキーへ
Scene 2 Sequence 2では、SH01、SH02 A/B、SH03、SH04、SH05、SH06 A/B/C、SH07、SH08、SH09の全12出力を並べました。ラフはカメラ、パース、ポーズ、芝居を決めます。プロダクション化したキーでは、人物のスケール、空間、照明がショット間で確認できます。

最初の試行を、次の判断に変える
TEGAKIのSH14–19では、現在の方法での最初の試行と最終版を全9ペアで比較しています。改善点は、カメラを固定し、俳優のスケールと人物の識別を保ち、画面の中で誰がどこにいるかを崩さないことです。

空間キーを動きに渡す
Scene 1 Shot 1では、ラフから空間キーをつくり、そのキーをモーションへ渡します。最初の出力を受け入れて終わりにはせず、カメラ、人物の大きさ、ポーズ、芝居のどこが崩れたかを確認して、次の指示へ戻します。
ラフ → 空間キー → モーション。判断を一度で終わらせず、次の反復へ戻す。
部屋のトポロジーを固定する
スタジオの夜は、参照画像を出発点に、採用した複数のプレートへ展開しました。机、窓、描画壁、通路の関係と照明の状態を保つことで、カットが変わっても同じ部屋として読めます。却下したPlate 01はこのコラージュに含めていません。

G / 完成へ
映画を最後まで閉じる
6シーン、約5分の脚本は完成しました。残るのは、ペース、文章、描画の基礎を使って、ショット、編集、音を一本の映画として閉じることです。AIツールを使うほど、どの候補を選び、何を直すのかを判断する基礎が重要になります。
8月31日、または今月末を目標に、二人で映画を完成させます。